運転免許の再交付(再発行)

運転免許証の再交付(再発行)
運転免許証を「遺失・盗難・汚損・破損」した場合、所定の申請手続きを行うことによって、運転免許証の再交付(再発行)が可能です。


ただしどのような理由があれ運転免許証の再交付手続きは本人が行わなければならず、家族などの代理人による手続きは認められていませんので注意しましょう!


 運転免許の再交付(再発行)に必要な書類



・運転免許証(汚損・破損した場合)


・運転免許証再交付申請書(手続き場所にあります)


・運転免許証紛失・盗難てん末書(運転免許センター、もしくは警察署等にあります)


・申請用写真1枚(縦3cm×横2.4cm)


・遺失、盗難の方、または運転免許証で本人確認が難しい場合は身分証明書(健康保険証、年金手帳、マイナンバーカード(通知カード不可)、身体障害者手帳、パスポート、社員証(名前・生年月日・住所すべて記載のもの)、学生証、住民票、外国人登録証明書など)


・印鑑(認印で可)


IC免許証の場合は、暗証番号(4ケタの数字2組)が必要となります。


写真の大きさは「縦3cm×横2.4cm」で、無帽、正面、上三分身、無背景で申請前6ヶ月以内に撮影されたもの。またほとんどの運転免許センターでは運転免許センター内、または近隣に自動証明写真機(スピード写真)が設置されていると思いますので、申請用写真はそれらで撮影したものでもOKです。


警察署へ「遺失届け・盗難届」をしていなくても再交付手続き自体は可能な場合が多いですが、都道府県によっては再交付手続き時に盗難届を出した際の「受理番号」が必要となる場合がありますので、遺失・盗難の場合は、事前に警察署、交番、駐在所等へ届け出ることをオススメします。


免許証を紛失した状態で運転すると「運転免許証の不携帯」になるので、再交付申請するために運転免許センター等へ行く場合はバスや電車などの公共交通機関を利用して行きましょう。


再交付後に前の運転免許証が見つかった場合、見つかった運転免許証は運転免許センター、または各警察署に返納することが義務付けられており、もしも返納しなかった場合は罰せられることもあります。


再交付と同時に「住所変更・氏名変更」等を行う場合は、「住民票・外国人登録証明書」などの住所変更、氏名変更が確認できる書類が必要になります。


身分証明書など必要書類等は各都道府県によって扱いが異なりますので、例えばA県ではOKでもB県ではダメな場合がありますので、手続きする前に手続き予定の運転免許センターへお問い合わせのうえ手続きを行ってください。


 運転免許の再交付(再発行)の手続き場所



運転免許証の再交付(再発行)は運転免許証に記載している住所地を管轄する


・運転免許試験場
・運転免許センター
・警察署


で申請手続きを行うこととなります。


例えば、


運転免許証の住所地が東京⇒東京の運転免許センター等

運転免許証の住所地が東京だが大阪に引っ越していて大阪の住所へ変更を希望する場合⇒大阪の運転免許センター等(住所変更を伴う場合は住民票などの新住所を証明する書類等が必要)

運転免許証の住所地が東京で大阪に引っ越しているが東京の住所地のまま再交付を希望する場合⇒東京の運転免許センター等


いずれにしても東京、神奈川など、都道府県によっては警察署では再交付手続きができず、運転免許センター(運転免許試験場)でしか手続きが出来ない場合がありますので、手続き前に運転免許センターへご確認のうえ手続きを行ってください。


また、「運転免許試験場・運転免許センター」で手続を行えば原則、即日交付ですが、警察署で手続きを行った場合は後日交付となることが多いです。


ちなみに再交付までの時間は・・・、


手続き場所 免許証の再交付までの時間
運転免許センター
運転免許試験場
即日交付
(約1-3時間)
警察署 後日交付
(約1-3週間)

即日交付ができる警察署もあります。



警視庁では手続きを受け付けておらず、警察署でも再交付の手続きを受け付けていない場合があります。


 運転免許の再交付(再発行)の手続き可能日時



再交付手続きの受付日時は各警察署、運転免許センターによって異なりますが、土曜、日曜、祝日は手続きできず、「平日(月-金)の8:30-15:00(12:00-13:00は除く)」となっている場合が多いようです。詳しくは手続きをする予定の運転免許センター等へ直接お問い合わせください。


ちなみにに東京の運転免許センターの場合は以下の通りとなっています。


東京の運転免許センターでの再交付、受付日時
/ 月-金
(祝日除く)
土、日、祝日
年末年始
府中運転免許
試験場
8:30-16:00 手続きできません
鮫洲運転免許
試験場
江東運転免許
試験場
新宿運転免許
更新センター
手続きできません
神田運転免許
更新センター


再交付を伴う更新手続きの場合、警察署では手続き出来ない場合が多いです。また、ほとんどの運転免許センターでも日曜は再交付の手続きを受け付けていないので、再交付を伴う更新手続きも受け付けていないことが多いです。いずれにしても各都道府県で対応が異なるので、手続き予定の運転免許センターへお問い合わせのうえ手続きを行ってください。


 運転免許の再交付(再発行)の手数料(費用)



運転免許証の再交付(再発行)に伴う申請手数料(費用)は以下の通りとなっています(2018年4月現在の手数料です)。


3,500円(仮免許証は約1,150円)


 更新が近い場合



運転免許証の更新が近い場合は「再交付を伴う更新手続き」が可能です。


また再交付を伴う更新手続きは、再交付手数料(3,500円)が不要なので、免許証を「遺失・盗難・汚損・破損」し、再交付をしようと思っている方で、更新が近い場合は再交付を伴う更新手続きをしたほうが、手続きも1度で済むし、費用的にもお得になりますね(^^;)。


/ 再交付
手数料
更新手数料
(優良運転者の場合)
合計
再交付した後、後日更新手続きをした場合 3,500円 3,000円 6,500円
再交付を伴う更新手続きをした場合 - 3,000円 3,000円